遠赤外線放射を利用して血行促進をうたう繊維製品は、家庭用の衣料・寝具からいわゆる雑品に至るまで、健康・美容意識の高まりとともに広く市場に流通しています。 一方で、その効果の科学的根拠については、業界内で十分な整理がなされているとは言い難い現状があります。
とりわけ、繊維製品が身体を包むことによる単純な保温効果と、遠赤外線放射に固有の生理学的作用(血流量の変化等)とを明確に区別した測定・評価の例は少なく、 臨床試験の実施方法(倫理審査体制、被験者数、対照群の設定、統計解析手法等)についても、業界内で統一的な指針が共有されていないのが実情です。
私たちは、機能性繊維製品に関する科学的・生理学的知見の調査研究、臨床試験の実施方法に関する指針の策定・公表、並びに講習会・情報提供活動等を通じて、 業界の自律的な品質向上を支援するとともに、消費者が製品を正しく理解し、適切に選択できる環境を整えることを目的として、本協会を設立します。
当協会は、特定の会員又は特定の製品の利害を代弁する組織ではなく、科学的な誠実さを何よりの拠り所とし、業界内外から広く信頼される中立的な情報基盤としての役割を果たしていくことを目指します。
| 名称 | 一般社団法人 日本機能性繊維科学協会(略称:JAFTS) |
|---|---|
| 英語表記 | Japan Association for Functional Textile Science |
| 主たる事務所 | 〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町3-13 日工薬会館520号室 |
| 設立 | 2026年11月1日(予定) |
| 事業年度 | 毎年10月1日から翌年9月30日まで |
| 会員種別 | 正会員(機能性繊維製品の製造・販売・輸入等を営む法人・団体等)/準会員(機能性繊維製品を用いた施術・指導・診療・研究に従事する個人) |
| 根拠法令 | 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 |
家庭用遠赤外線血行促進用衣料をはじめとする機能性繊維製品について、科学的及び生理学的知見に基づく啓発活動を行うことにより、 業界の自律的な品質向上を支援するとともに、機能性繊維製品の効果検証における臨床試験の実施環境に関する現状及び課題を調査・共有し、消費者が製品を正しく理解し、適切に選択できる環境を整えることを目的とします。
当協会は、目的の実現に当たり、個別の機能性繊維製品についての優劣判定、格付け又は認証は行いません。また、薬機法その他関係法令に定める承認・認証又は効能効果の判断も行いません。
設立時の役員は次のとおりです(任期満了に伴う次期改選までの取扱い)。
熱工学・機械工学を専門とする岡島敏名誉教授(法政大学名誉教授、日本機械学会フェロー)の指導のもと、30年以上にわたり遠赤外線放射や空気イオンの研究開発に携わる。日本医療機器工業会「家庭用遠赤外線血行促進用衣自主基準」の基準審議委員会に生産者側委員として参画し、遠赤外線放射の原理について技術的な説明を担当。岡島名誉教授との共著論文を国内外で発表している。
埼玉医科大学 研究統括センター。正会員の代表者ではない中立的な立場から、医学・生理学の専門的知見をもって協会の科学的検証活動を支えます。
繊維業界出身、医療機器製造業登録会社経営。繊維から医療機器化までを見通す実務経験を、業界の実情を踏まえた協会運営に活かします。
医療機器分野の許認可手続き及び薬事法務を専門とする行政書士。医療機器の製造販売業・製造業の許可申請や、QMS(品質管理体制)・GVP(製造販売後安全管理体制)の構築・運用支援に携わる。薬事関係法令に関する専門的知見をもって、理事の職務執行及び協会の業務を監査します。
理事3名のうち1名は、中立的知見の確保の観点から理事会の推薦に基づき選任される「推薦理事」、残る2名は正会員による選挙で選任される「選挙理事」です。 設立時の推薦理事には、正会員の代表者ではない中立的な立場から、埼玉医科大学研究統括センターの加藤誠氏が就任しています。 設立時の理事は定款附則の定めるところにより設立時社員総会の決議で選任するものとし、選挙理事の選任手続きの本格適用は次期改選からとなります。
正会員として入会された法人・団体様を、五十音順に掲載いたします。
| 五十音 | 法人・団体名 | 入会年月 |
|---|---|---|
| 現在、正会員の入会手続き中です。入会が確定した法人・団体様から、五十音順に掲載いたします。 | ||
会員名簿の掲載は、各会員の同意のもと法人・団体名を公表するものです。個人の役職員名等は掲載しません。 入会をご検討の法人・団体様は、入会案内をご覧のうえ、お問い合わせフォームよりご連絡ください。